◆  社会化とは? ◆
 

『社会化』という言葉はご存知でしょうか?

社会化とは、周囲の生き物・音・環境などに対し過剰に反応することなく
柔軟かつ適切に対応する力 (社会性) を身につけることです。

それには、色々なものに慣れさせ、怖いこと、嫌なことを減らしていくことが必要です。

社会性が不足すると犬は極端に攻撃的もしくは臆病な性格になってしまいます。

社会性は学習によって後天的に学習するため、
意図的に様々なパターンを作り出し、経験させてあげることが重要となります。

■ 社会化の最適な時期は? ■
社会化に適した期間があり、その期間のことを「社会化期」といいます。

個体によって異なりますが、一般的には生後8週~18週に訪れ、
遅くとも5ヶ月頃までには終わると言われています。

この社会化期が一番適しています。

仔犬の時期は恐怖心より好奇心が旺盛で感受性も高いため、
周囲の様々なものに慣れやすい時期といえます。

逆にこの時期を過ぎると好奇心より警戒心が強くなるため、
新しいものや見慣れないものに慣れるには、もの凄く時間がかかるようになります。
■ 社会化の重要性 ■
犬は母犬や兄弟犬と一緒に暮らす中で自然に犬社会の社会性を身に付けます。

しかし、ペットショップのケージ内にずっと居たり、親兄弟から早くに引き離された仔は
どうしても社会性を身に付ける事が不足してしまいます。

人間と一緒に暮らす犬達は犬社会だけでなく、人社会の社会性も身につける必要があります。
人間の目線ではどうでもない事でも、犬の目線で見てみると全て怖いものばかりなのです。

そしてこのような刺激は、慣れていないと恐怖、不安、緊張などのストレスへとつながったり、
吠えや噛み付きといったいわゆる問題行動に発展したりするケースもあります。

愛犬が快適に暮らすためにも意識的に社会化をすることが重要になります。
■  どんなものに適応させればいいのか? ■

全てをお伝えすることはできませんが、簡単にご紹介します。

1. 生き物

人の場合、年齢、性別、体型、服装、髪型によって犬が受ける印象は異なります。
犬の場合も大きさや犬種、性別によって受ける印象は異なります。
その他、猫・鳥などの動物も含まれます。


2. 生活音

乗り物の音・工事の音・ドライヤーの音・チャイム音など

私たちの周りには様々な音があります。
聞きなれない音には警戒したり、怯えたりし、吠えて威嚇することなどもあるため、
様々な音を聞かせ、その音は警戒したり威嚇しなくて良いことを教える必要があります。


4. 場所

動物病院・人の多い場所・広い芝生の上・お友達の家など

不特定多数の様々な場所に出掛ける事があると思います。
経験を積めば積むほど、知らない場所に行った時のストレスが軽減されます。

以上のような刺激に対して、時間をかけながら様々なものを経験させていきます。

怖い経験や嫌な経験をするとトラウマになりますので、
そのようなことが起こらないよう配慮する事が大切です。

なので、キチンとした社会化の方法を飼い主様が知っておく必要があります。
が、やり方を知らない飼い主様が多いのが現状です。


 
■  社会化はいつまで続ければいいのか? ■
社会化は『生涯』続ける事が大事です。

この仔は吠えないから大丈夫!
なんて思っていても、明日には吠えるかもしれません。

私たちがしばらく経験していないことを忘れてしまうのと同じように、
犬も仔犬の時の経験をずっと覚えているとは限りません。

仔犬の時ほど時間をかける必要はありませんが、
成犬になってからも色々なことを経験させてあげる事が大事です。

また時間はかかるものの、仔犬の時にできなかった社会化を
成犬になってから克服することも勿論可能です。

社会性を身につけることはストレスを軽減することにつながり、
ストレスが軽減することは自然治癒力の向上や寿命・体調にも影響を与えます。

焦る必要はありません!

Move’Onは社会化トレーニングに一番力をいれていますので、
皆さんの力になれる事がありましたら、何でもご相談下さいね♪
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